脳神経外科・リハビリテーション科


脳神経外科

当院では、頭痛片頭痛脳卒中脳梗塞脳腫瘍認知症てんかんパーキンソン病などの脳・神経・脊髄の病気を診断し、治療しております。
頭痛、めまい、しびれ、ふらつき、物忘れなどの諸症状は、脳梗塞等の脳の病気で起きることがあります。このような症状が見られたりご心配な方は、まずは一度、ご相談ください。
「はらだ脳神経外科」では、最新の高性能MRIを用いて、早期発見早期治療に取り組んでいます。
入院や高度な治療が必要な場合には、愛媛大学附属病院 脳神経外科や県内基幹病院など、その病気の治療に最適な医師・医療機関へご紹介させていただきます。


こんな症状の方はご相談ください

  • 頭が痛い/頭が重く感じる
  • 顔や首、肩の痛み
  • 物忘れが心配
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 吐き気
  • 手足が震える/しびれる
  • ろれつがまわらない/言葉が出づらい
  • ふらつき/まっすぐ歩けない
  • 意識や記憶がなくなるときがある
  • 眼のかすみ/見えにくい
  • 頭を打った/ケガした
  • 転びやすい
  • 血圧が高い
  • 脳卒中が心配/脳卒中家系

脳卒中がご心配な方


脳卒中

脳卒中は、大きく分けて、脳梗塞脳出血くも膜下出血に分類されます。急速な診断・治療技術の進歩により、日本人の死因の第一位を占めていた脳卒中の死亡率はこの数十年で改善しました。しかし、手足の麻痺等の後遺症を抱えながら生活をしている方が多くおられるのも実情です。

脳卒中は働き盛りの方に発症することも少なくなく、早期発見、早期治療が大切です。頭痛やめまい、手足のシビレなど、脳卒中を疑う症状がみられる方は、まずは、「はらだ脳神経外科」へご相談ください。脳卒中専門医の院長が、プロの眼で診断、治療いたします。

また、当院では脳卒中の予防にも力をいれております。ご存知の通り、脳卒中は突然発症しますが、実は発症までにはさまざま危険因子が積み重なり、ひき起されてきます。病型にもよりますが、高血圧のほか、脂質異常症糖尿病喫煙肥満などがその要因となります。

MRIの導入によって、症状のない脳梗塞すなわち無症候性脳梗塞も多く発見されるようになってきました。50歳を過ぎた方々には、脳ドックでご自身の脳の健康状態を把握していただくことをお勧めします。脳卒中の危険因子をお持ちであれば、将来の発症リスクを少しでも減らせるように、しっかりとお手伝いができればと思います。


こんな症状の方はご相談ください

  • 手・足がしびれる
  • 手・足が動かしにくい
  • 呂律がまわらない
  • 言葉が出ない/理解できない
  • めまいがする
  • ふらついて立てない/歩けない
  • 物が二重に見える
  • 視野が欠ける
  • いつもと違う頭痛がする
  • 突然、激しい頭痛がした
  • 手・足がふるえる
  • 物忘れが進んだ

頭痛外来

愛媛県下クリニック初頭痛専門医による頭痛外来です。

頭痛

頭痛専門外来では、頭痛で困っていらっしゃる患者さんに対し、頭痛専門医である院長が、専門的な頭痛治療を提供致します。


頭痛にはさまざまな要因が考えられますが、まず第一に、その頭痛が生命にかかわる頭痛なのかを専門的に判断することが重要だと考えます。頭痛外来では、症状を詳しく問診し、必要であればMRIやCTで検査することで、一次性頭痛(慢性頭痛)なのか、二次性頭痛(病気の症状として発生する頭痛)なのかを診断し、専門的治療を行なっていきます。


大部分の頭痛は、適切な診断をすれば治療ができる疾患です。

「いつもの事だから」「少し我慢をすれば・・」「頭痛ぐらいで」と考えず、一度、当クリニックにご相談いただければと思います。


頭痛でお悩みの患者さんへ


いつものことだからと我慢したり、市販薬を飲んで一晩寝るとよくなるからと、病院にかかったことがない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。みなさんは、どのような治療をうけておられますか?


頭痛診療で最も大切なことは、命にかかわる頭痛かどうかを見極めることです。

詳しく問診をした上で診察を行い、必要に応じてCTやMRI、MRAなどの諸検査を行います。

頭痛の原因は??


頭痛の原因は、検査をしても異常がみられない一次性頭痛が大部分ですが、脳腫瘍や脳卒中、炎症性疾患など、時に命を脅かす病気が隠れていることがあります。特に、片頭痛と紛らわしい頭痛の原因として、下垂体卒中脳動脈瘤、動脈解離などの脳血管障害、副鼻腔炎、頸椎症、薬剤性頭痛などがあります。

これらの中には通常のCTやMRIを撮っても診断が難しく、かなり進行してから紹介されてくるケースもあります。

当院では大学病院での豊富な手術・診療経験を活かして診断・治療を行い、皆様の脳の健康維持のお役に立てることを願っております。


片頭痛(偏頭痛)について


片頭痛緊張型頭痛、群発頭痛は、検査では異常がみられない一次性頭痛の代表格です。

残念なことに、「検査で異常がなければそれで終わり」、「鎮痛薬だけだされて、様子をみる様に」、「後は寝てれば自然に良くなるでしょうと言われた」といった経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

はらだ脳神経外科では、頭痛専門医である院長が、豊富な知識と経験に基づき、あなたの頭痛を診断・治療致します。

肩こり

片頭痛は思春期頃から多くなり、30歳代がピークです。

この年齢は、学校や子育て、仕事に忙しい時です。ひどくなると仕事や家事が手につかず、寝込んでしまいます。

片頭痛も軽度のものであれば、市販薬でもよくなります。しかし、ひどくなってからでは効きません。次第に服用する回数が増え、気づくと薬が効かない頭痛になっています。これが薬物乱用頭痛です。


あなたにあった頭痛治療は?


最近では片頭痛の特効薬である「トリプタン」がよく使われる様になってきました。セロトニン1B/1D受容体に働き、血管の拡張・炎症を鎮めます。トリプタンは剤形も含めると10種類もあります。それぞれに特徴があり、より効果的に使用するには専門的知識と経験が必要です。それでも、効果が十分でない患者さんや頻回に頭痛がみられる方には予防薬が有効です。

片頭痛はストレスや食べ物によっても引き起こされます。ダイエットや偏食、貧血も頭痛の原因になります。また、不眠や寝過ぎも禁物です。

同じ片頭痛でも誘因や予防法は十人十色。お一人お一人の患者さんにあった生活指導・予防薬の選択が重要です。もちろん、サプリメントが効果的なこともあり、必要に応じて取り入れ、頭痛のない体質改善を目指しましょう。


こんな症状の方はご相談ください

  • 首や肩の痛みや張りと共に頭痛がする
  • 吐き気やめまいを伴う
  • こめかみや目の奥がズキズキ痛い
  • 生理のときによく起こる
  • 季節の変わり目や天気の変化で起こる
  • 家族にも頭痛を訴える人がいる
  • 運動をした後に起こる
  • 目が充血して鼻水もでる
  • 市販薬の服用が増えてきた
  • 市販薬が効かなくなった
  • いつもと違った頭痛がする
  • 一度も検査を受けたことがないなど

物忘れ外来

超高齢化社会を迎え、85歳以上の3~4人に1人が認知症といわれ、不安に思われている方も多いのではないでしょうか。認知症と言っても、その原因は様々で、代表的なアルツハイマー型認知症脳血管性認知症レビー小体型認知症前頭側頭型認知症以外にも、水頭症や慢性硬膜下血腫、甲状腺疾患やビタミン欠乏症などの適切な治療で治る病気もあります。

物忘れ外来では、問診と簡易認知症検査を行い、必要な画像検査(MRI脳萎縮度検査)、血液検査などにより診断し、予防や治療を行っていきます。

アルツハイマー病の前ぶれとも言われる軽度認知障害の段階で早期に気づくことができれば、その後の進行や発症をかなり予防できるようになってきました。

また、これまでは治療が難しかったアルツハイマー病などでも適切なお薬や生活指導で症状の改善が期待できます。

物忘れが気になる方、次のような症状が気になるご家族の方は、「はらだ脳神経外科」へ、一度ご相談ください。


こんな症状の方はご相談ください

  • 最近の出来事を思い出せない
  • 何度も同じことを言ったり、聞いたりする
  • 物をなくしたり、置き忘れが多くなった
  • 時間や場所の記憶が曖昧なことが多くなった
  • 慣れている場所で道に迷った
  • 好きだったことに対して、興味・関心が薄れた
  • いつもの薬の管理ができなくなってきた
  • 服装や身だしなみに無頓着になった
  • 同じ料理ばかり作るようになった
  • 鍋をこがしたり、水道・ガス栓の閉め忘れが目立つ
  • 財布を盗まれたといって騒ぐことがある
  • 以前より怒りっぽくなった